祥子 -sachiko- Blog

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2021年9月23日
Yosuke Onuma PLEMIUM LIVE -SOLO-

# LIVE REPORT
Yosuke Onuma PLEMIUM LIVE -SOLO- 
at border【FUKUOKA】 2021.9.22


今回、初めて訪れたborder
(2020.7.1 OPEN/CAITAC SQUARE GARDEN・3F)。
訪れる前に、border Official Siteをみて
その雰囲気に心魅かれました。
福岡・天神に、かつて存在したJAZZ CLUB
「BLUE NOTE FUKUOKA」を想い起こします。
福岡にBLUE NOTE FUKUOKAが帰ってきたような
タイムスリップする懐かしい感覚。
現在から未来へと続く天神のNEW SPOT
「border」に出会えた喜び。
ふたつの感情が重なり生まれる幸福感。

現在、こちらのAT JAZZ サイトにて
IMS Staff/CD SHOP Staffとして勤務した
想い出いっぱいの「IMS(1989.4.12-2021.8.31)」にまつわる
エピソード・歴史などを連載中です。
数年後、『天神ビッグバン』の一環として「新生IMS」がOPENする時には
こんな幸せな気持ちになれるのかなと、近未来の天神をイメージする。


ゆったりくつろぐ空間。
ステージを照らす青い光。

18:30 LIVE Start。
緊急事態宣言の延長により、border営業時間は20時まで。
限られたひととき。
音楽に集中して身を委ねて楽しもうと、スイッチが入る。


印象的なシーンを綴ります。

1.The Elements
「元素」。古代から、元素にまつわる観念は、多様に存在するようです。
小沼ようすけさんの演奏から直感でイメージした「The Elements」は
水・木・火・土という自然元素。
元素の粒子が、音とともに、ふわりふわりと舞っているように見えます。


2.Isn't it Romantic
愛聴盤『3,2&1』 Disc2(Acoustic Guitar Solo/Bonus Disc)1曲目を飾る楽曲。
2021.9.22限りの進化する「Isn't it Romantic」に、じっくりと聴き入ります。


3.Flowing~Beyond the sea~
Liveでは、2本のギターを交互に演奏される小沼ようすけさん。
初めて見るギターの美しいデザインに、みとれます。
ギター→エフェクターで生まれ紡がれる、たゆたう倍音が心地いい。

私が座っていた席(ステージに近い左端)から見えていた光景。
きれいに磨かれたグランドピアノの側面に
小沼ようすけさんの表情とギターが、合わせ鏡のように、ふたつ映っている。
そのふたつの影像が、離れたり融合したり、ゆらゆらと変化する。
その様が、音像を表しているような不思議な光景。
実像と影像と音楽。偶然生まれるコラボレーション。


4.小沼ようすけさんから「長年の友人」と紹介されて
シンガーソングライター キクチタケシさんが登場。
おふたりの共演は、夏の終わりと秋の始まりが交差する季節を彩るせつない楽曲。
あたたかな友情が伝わってきて、こちらも嬉しくなる。幸せの伝播。
初めて聴くキクチタケシさんの歌とピアノ。男気のある優しさを感じます。
Liveから帰宅後、キクチタケシさんの楽曲を音楽サブスクリプションサービスでみつけて
自宅PCで聴いています。


5.Flyway
演奏後、小沼ようすけさんは
「御縁あって繋がるひとたちと、渡り鳥のようにV字になって、着地点を目指していきたい」
ということを語られました。

「Flyway」を聴きながら、私は、1羽で飛び旅を続ける鳥をイメージしていました。
それは、現在の私の心境を表しています。
最期まで、できる限り自力で人生を歩んで
住み慣れた愛しい家で、全うして静かに終えたい。
最近、よく考えるようになった今後の人生設計です。
それでも、少数精鋭の良き御縁は、ずっと大切にしていきたいと思います。


6.~encore~ What a Wonderful World
ラストは、小沼ようすけさん&キクチタケシさんの共演。
「What a Wonderful World」にこめられたメッセージが心に響きます。

私は、自宅にやって来る地域ネコちゃんたちを想いました。
今日は、いつもよりちょっと遅くなるけど、夜ご飯待っていてくれるかな。

そして、岩合光昭監督・映画作品『ねことじいちゃん』(2019.2.22)公開時に
岩合光昭さんが出演されたラジオ番組で
「叶うなら、ルイ・アームストロングのWhat a Wonderful Worldを
主題歌に起用したかったですね」
と語られていたことを思い出しました。

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このような時期だからこそ、Liveが無事開催されて
そのLiveに行けて音楽を体感できるという幸せを深く実感しました。

Yosuke Onuma PLEMIUM LIVE -SOLO- at border
が開催されたことに感謝します。
小沼ようすけさん、キクチタケシさん、関係者の皆様、ありがとうございました。

☆border Official Site→https://border-live.com/

2021年4月6日
YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021

OCEANS FUKUOKA the precious air vol.3
YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021 at sunflower 2021.3.26・3.27

2.LIVE REPORT -Day.1 2021.3.26-

sunflowerテラスに行くと
テラス前の屋外にステージセットが組まれています。
18:00openから間もない頃だったからか
ステージ前のカウンター席が空いていました。

晴天の空色が
Magic Hour~Blue Momentへと変化する時。
テラスのカウンター席から
変わりゆく空色と海をみつめる。

ひんやりとした海風。
夜に向かうにつれ、だんだんと体感温度が下がってきました。

当日の午前中、主催・OCEANS FUKUOKAさんから
防寒着持参の案内メールをいただいていました。
パーカー重ね着にマフラー持参してきたものの、ちょっと冷えてきた。
sunflowerさんから、ふかふかブランケットをお借りしました。
ほんとにあったかい。

LIVEstart前。
主催・OCEANS FUKUOKA代表 木村さんから
「今回のLIVEは収録します」という事前説明がありました。
ステージでは、LIVE開始直前まで、念入りに準備が行われていました。

19:00。
海と空の境がなくなり、濃紺の背景に、ぽっかりと浮かぶ月。
満月まであと数日のきれいなまあるい月。


♪1st stage ~小沼ようすけさん Solo~
メロディをキャッチしたのは
「Friend and Lover」
「Flyway」
「Wind」
そして、初めて聴く抽象作品のような楽曲
楽曲がつながりひとつの組曲のように奏でられた1st。

穏やかな波音風音とのコラボレーション
ゆったりとうねるようなリズム
新鮮に聴こえる楽曲

楽曲たちは、こんなふうに
海辺でギターをつま弾かれて生まれたのかな。
楽曲が生まれた瞬間に遡っているような感覚。
楽曲たちは、海辺に帰ってきて喜んでいるよう。

小沼さんから「かわいい曲」をプレゼントされた
元気いっぱいのちいさなお客様には
楽曲たちがはしゃいでいる音の振動が伝わっていたのかな。

収録チームの皆様は、一点集中で小沼ようすけさんを撮る。
信頼関係が感じられる光景。


1st stage後。
マイクなしで、テラスに集った方々に語りかける小沼ようすけさん。
アットホームな雰囲気。
小沼さんにとってトライアルなLIVE 『YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021』。
いろいろな縁が繋がり実現した今回のLIVE。
小沼さんのお話から、出会いと縁の一端を知る。
そして、今、この空間にいられることが嬉しくなる。


1stと2ndの合間。
Hot Coffeeをいただき、身体がポカポカ温まります。
テラスには、料理のいい香りがしています。
sunflowerさんのInstagram(sunflower_itoshima)には
美味しそうなメニューの写真がたくさん掲載されています。
次にsunflowerに訪れた時は、食事したいな。


♪2nd stage ~小沼ようすけさん&田中徳崇さん Free Session~
一転して、都会的な雰囲気のフリーセッション。
県道54号線を颯爽と走る車のライトとコラボレーションしているよう。
NAKASU JAZZを想い起こす光景。

小沼さんは、終始スタンディングで演奏。
小沼ようすけさん&田中徳崇さん&収録チームのセッションが繰り広げられる。
収録チームの皆様の機敏な動きが、すごくかっこいい。
LIVE配信・収録制作の現場を間近で観られた嬉しさを感じます。


♪encore 
「月がきれいだから・・・」と語られた小沼さん。
アンコールは、小沼ようすけさん&田中徳崇さん Duoで「Moon River」。

月は、いつの間にか弧を描いて、夜空高くで輝いている。
月の位置の変化で、時間の経過を知る。

「Moon River」余韻と穏やかな波音。

笑顔あふれるエンディングを迎えました。


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糸島旅日記とLIVE REPORTを作成している間
ずっと幸せな気持ちでした。
ありがとう。

OCEANS FUKUOKA the precious air vol.3
YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021 at sunflower 2021.3.26・3.27
に関わられたすべたの方に感謝をこめて。


☆画像は、LIVE当日、受付でいただいたフライヤーです。

[2021.4.8 更新]

2021年4月4日
糸島 ~憧れの地~

OCEANS FUKUOKA the precious air vol.3
YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021 at sunflower 2021.3.26・3.27

1.糸島 ~憧れの地~
 (Day.1 2021.3.26 糸島への旅日記を綴ります)

憧れの地・糸島。
糸島を訪れたことは、それほど多くはないけれど
ひとつひとつ良き想い出です。

本屋で、糸島ガイドブックの新刊をみつけると
手にとって読んでみます。
そして、心魅かれた糸島ガイドブックを購入し
自宅に連れて帰ります。
その本を読みながら、糸島へイメージトリップすることは
リラックスタイムの楽しみのひとつ。

2019. 春
好きな本屋で『とっても新しい糸島案内 2019-2020』(KADOKAWA)に出会えました。
美しい写真の数々が、糸島イメージトリップへと誘ってくれます。

2021.3
リアルな糸島旅の予定が決まると、ガイドブックを読むことが数倍楽しくなります。
今回、『とっても新しい糸島案内 2019-2020』CONTENTSの中でも
とりわけ役立った記事がこちら。
「バス旅 車がなくても大丈夫!バスで糸島観光しよう」(p.46・47)
「潮風が気持ちいい!海辺の絶景レストラン」→sunflowerさんの紹介ページ(p.52) 
(2021.3.31 シリーズ最新刊『まったく新しい糸島案内 2021』が発売されています)

2021.3.26
天気予報は、1日中☀マークが並んだ快晴日和。
桜は満開を迎える頃。
幸先よい糸島旅になりそうです。

夕暮れ前にはsunflowerに行きたくて
Google Mapsで 17時頃到着のルートを確認。

地下鉄天神駅から筑前前原行に乗車。
JR九大学研都市駅に向かいます。
地下鉄が地上の線路に上がり、JR今宿駅に近くなると・・・
車窓から海が見えてきます!
幼い頃、家族でこの辺りに遊びに来た懐しい記憶が蘇ります。

私が暮らす福岡市南エリアは、なだらかな山並が見える緑豊かな地域。
とても暮らしやすいエリアです。
海に面していない地域なので、海が見えると、それだけで嬉しくなる。

JR九大学研都市駅に到着。バスの乗換えまで15分程。
駅北口を出ると、思いがけず、きれいな桜並木に出会えました。
線路沿いをどこまでも続く、満開の桜並木。
束の間の桜見散歩を楽しみ、乗り遅れないようにバス停へ。

昭和バス・西の浦線で、sunflowerに向かいます。
西の浦線は、二見ヶ浦へと続いています。
自宅から公共交通機関を乗り継いで二見ヶ浦まで行けることが実感できて
憧れの糸島が、ぐっと身近に感じられます。
車窓から見えるのは、海と青空と桜と緑が彩る穏やかな風景。

旅にハプニングはつきもの。
sunflowerの最寄りバス停で降りるつもりが
降車ボタンを押すタイミングを外してしまいました。
バスはsunflowerを通り過ぎ、海沿いの道をぐんぐん走って
次の「海釣り公園前」へ。
これはラッキーハプニング。
陽の光でキラキラと輝く海を眺めながら、海沿いの歩道を歩く。
気持ちいいなあ。
次に訪れる時も、海釣り公園前で降車して散歩しよう!と決める。

17:15 頃。
徒歩15分程でsunflower近くまで戻ってきた。

海風に乗ってギターの音色が聴こえてくる。
音が聴こえる方へ、海沿いの道を歩いていく。
sunflowerの横を通ると、屋外ではリハーサル中の様子。
 
そのまま少し離れた場所まで歩く。
白山神社前の松の木陰で
夕暮れに向かう空と海をみつめる。
波音と、sunflowerから聴こえてくる小沼ようすけさんのギターの音色。
心地よい音に耳を澄ませる穏やかなひととき。
リハーサルの音は、次第に、ギターとドラムのセッションへと変化する。

17:50 頃。
18:00 open まであと10分程。
セッションの音が止む。リハーサルは、一段落ついたのかな。
そろそろ sunflowerに行こうかな。

海沿いで散歩中のかわいいワンちゃんと飼い主さん。
ワンちゃんがトコトコ駆け寄ってきてくれた。うれしいなあ。
「こんにちは~」とごあいさつ。
ワンちゃんのおかげで、飼い主さんとちょっとした会話が生まれる。

sunflowerのテラス席は、ペット同伴でも楽しめます。
 (↑『とっても新しい糸島案内 2019-2020』sunflowerさんの紹介ページより)
愛犬を連れて来られた方もいらっしゃいました。

sunflower入口の受付で、sunflowerのカウンターで
スタッフの方々があたたかく迎えてくださいました。
マスク着用でも笑顔が伝わるあたたかさ。


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OCEANS FUKUOKA the precious air vol.3
YOSUKE ONUMA EXPERIENCE 2021 at sunflower 2021.3.26・3.27

LIVE REPORT -Day.1 2021.3.26- に続きます。

[2021.4.6 更新]


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