FabioBottazzo Blog
2019年3月26日
#11 バンドのデビューCD
ヨーロピアンテイストが散りばめられた抒情的なメロディ、4 ビートからドラムンベースまで高次元に昇華されたキャッチーなコンテンポラリーサウンド。日本xイタリア混成カルテット” #11” デビュー‼
日本に拠点を置きつつ日欧で活躍するイタリア人Fabio Bottazzo (guitar)、それぞれヨーロッパのミュージシャンとの共演が多い木村秀子 (piano)、 土村和史 (bass)、 嘉本信一郎 (drums) から成る日伊混成カルテット「#11」。 2012 年の結成以来、毎年ツアーを続けてサウンドを確立してきた盤石のアンサンブルによる#11 のデビュー盤” Sharp Eleven” がここに完成した。 メンバー全員が曲を書き、ジャズをベースにしつつロックやエスニックなどのテイストを持つ多様なオリジナル曲が特徴。このアルバムでもイタリアの偉大な作曲家ニーノ・ロータに捧げた2、 北欧色が強い1&7、歪んだ音色と激しいビートが異彩を放つ3、アフリカと現代ジャズが融合した4、ファンキーな6&8 と様々な楽曲が並ぶ。 バラエティー豊かな楽曲群に統一感を与えているのがコンテンポラリーなサウンドと随所に散りばめられたヨーロッパを感じる抒情的なメロディだ。肩ひじ張らずに最後まで楽しんで聴けるアルバムに仕上がっている。
