名雪祥代 Profile

宮城県古川女子高等学校(現・黎明高等学校)出身。

昭和音楽大学(神奈川県)器楽学科管弦楽科へ進学、途 中演奏家コースを選択。その後、より学びを深めるために昭和音楽大学・大学院へ進学。大学卒業時、優秀 賞を受賞して卒業、大学主催卒業演奏会に出演ほか、 読売新人演奏会出演、コンセールヴィヴァン新人オー ディションにて優秀賞受賞、受賞者コンサートに出演、 昭和音楽大学オーケストラとコンチェルトソリストとして共演。在学中からプロオーケストラでのエキス トラ出演、自身のカルテットなどでリサイタルを開催 する等、クラシックプレイヤーとしての研鑽を積んだ。



2003年仙台へ拠点を移す。その時、定禅寺ストリ ートジャズフェスティバルに感銘をうけジャズプレ イヤーへの転向を決意、ジャズの道を歩みだす。



故・岩浪洋三氏(ジャズ評論家)企画のジャズライブ (六本木・吉祥寺など)にゲスト出演したことをきっか けに東京へも活動の枠を広げ、ウィリアムス浩子(Vo)「MY ROOM side1」CD レコーディングに参加する他、谷川賢作(Pf) 近藤和彦(Sx) 安ヵ川大樹(B)など、 数々の著名なプレイヤーとの共演を重ねている。2015 年定禅寺ストリートジャズフェスフィバル特 別番組(NHKFM 公開生放送)では自身のカルテットで出演、好評を博した。



その演奏は、正確なサクソフォンの奏法に裏付けされたテクニックと、歌心溢れる女性的な表現力、 男性的な力強いサウンドの両方を併せ持つと定評がある。今年 9 月には初のリーダーアルバム 『Comfort』を発売。発売翌日のAmazon j-jazz部門でランキング1位を獲得の快挙!



現在ジャズプレイヤーとして仙台を中心に東北各地で演奏活動をする傍ら、ヤマハ音楽教室講師、 仙台ジャズスクール講師として、音楽の楽しさを伝える仕事にも力を入れている。クラシックサックスを宗貞啓二、武藤賢一郎、古溝徹の各氏に、ジャズサックスを津上研太、安田智彦の各氏に師事。