ハプニングス
★★★☆☆ 2013/1/25
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By レディオマン -
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ジャケも中身も最高だ。ヴィブラフォン以外はピアノ、ベース、ドラムとシンプルな編成なので、ハッチャーソンの斬新でCOOLな音を楽しむには最適。1966年の作だがこれが50年も前の演奏なんて!と思わせるクールさ、鋭さ。ハンコックのプレイもあいまって素晴らしいですね。
ぜひ買ってください。
★★★★☆ 2013/1/11
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By にこ -
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本作で演奏されたのは、名作の誉れ高いハンコックの「処女航海」の1曲以外をリーダーのボビーの手によるオリジナルで固めているのだが、決してそれらの楽曲も「処女航海」に引けを取っておらず、佳曲揃いである。構成的には1、7曲はアバンギャルド寄りであり、2曲目と6曲目はスロー・バラード。3曲目はラテン風、5曲目がハイテンポな疾走感溢れるナンバーであり、バランスも非常に良いと思う。また、出演者全員の相性が非常に良く、素晴らしいアドリブが記録されている。特に5曲目の「ヘッド・スタート」の全体のテンションの高さには驚嘆させられるし、「処女航海」はハンコック名義のテイクよりも完成度が高い。ジョー・チェンバースのドラムも非常に硬質でセッションの雰囲気を決定付けている。とにかくすごい、超のつく名盤なので、買ってください。