矢野沙織
サックス奏者
1986年東京都出身。
9歳の時にブラスバンドでアルト・サックスを始める。チャーリー・パーカーに衝撃を受けジャズに傾倒、14歳でビリー・ホリデイの自叙伝に感銘し、自らジャズクラブに出演交渉を行ってライブ活動をスタート。
ジャズの名門SAVOYレーベル日本人アーティスト第2弾として2003年9月、16歳でセンセーショナルなデビューを飾る。モダン・ジャズの起源である“ビ・バップ”に真摯に取り組み、日本にとどまらずニューヨークでもライブを重ね、着実に評価を高めている。一方、テレビ朝日系“報道ステーション”テーマ曲に起用され、世に新世代ジャズの到来を知らしめた。
マイルス・デイビスとの活動で知られるジミー・コブが、3rdアルバム発売記念ブルーノート・ツアーで共演した際には、「日本のキャノンボール・アダレイ」と絶賛。2005年、ニューヨーク単独2daysライブでも本場オーディエンスを圧倒し、初のライブ盤として発売。5thアルバム「Groovin' High」では、2度のグラミー・ウイナーに輝いたアレンジの神様スライド・ハンプトンや、ジェームズ・ムーディなど巨匠ディジー・ガレスピーのオールスターズと共演を果たす。
2007年春、花王“ASIENCE”の新たなアジアンビューティとしてCMに登場。同CMで使用されたオリジナル曲「I & I」を収録した初のベストアルバムはベストセラーとなり、ジャズの枠を超えて広く注目を集めた。
早くも通算7枚目となるアルバム「Little Tiny」を2007年11月21日にリリース。現代最高のオルガニスト、ドクター・ロニ―・スミス・トリオを率いて、一歩も引けを取らないグルーヴを聴かせている。
矢野沙織 オフィシャルホームページ http://yanosaori.com/
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