堤 智恵子
サックスプレイヤー
東京音楽大学(サックス科)在学中に形式美を追求する堅苦しいクラシックとは異なり、自由に自己表現ができるジャズの魅力にとりつかれ、土岐英史氏に師事し奏法、理論などを学ぶ。多くのベテランプレーヤーとのセッションで一定の評価を得た後、 1994年、今田勝氏(ピアノ)率いる“今田勝&NOWIN”に抜擢され、本格的にプロ活動を開始。
1999年、1stアルバム『ソアリング・フェザー』に続き、オリジナルアルバム『タイニーポケット』、『イーリャブランカ』3作品を発表。 2006年には初のカバーアルバム『みずいろの雨』をリリース。2008年、株式会社サンフォニックスへの所属と同時に5thアルバム『MORANGO E MORANGA』(苺とかぼちゃ)、2009年秋には初のジャズスタンダードアルバムの発売が予定されている。これまでに発表されたオリジナルやカバー曲は多くの聴衆の心をとらえ、お気に入りの曲をリクエストするファンも多い。なかでも“Peace of mind”(疲れたサラリーマンに贈る曲)は多くの中高年サラリーマンから支持されている。
現在、首都圏のライブハウスを中心に活動し、リーダーライブ以外でもつのだ☆ひろ、今田あきらエバーグレイズ等に参加するなど、ひと月に20日あまりのライブ出演という超多忙ぶりである。ライブハウスのブッキング担当者にとってレギュラー出演メンバーとして欠かせない存在となっている。
最近の出来事としては、2008年9月、今田勝 氏等と伴にウズベキスタン、パリでの演奏旅行(国際交流基金・文化芸術交流)に参加。2009年7月、巨匠 前田憲男氏からのオファーにより銀座スウィングシティおいてセッションライブを開催。8月には日本ジャズ界を代表するメンバーとして“サマージャズレボリューション”に参加し、その卓越した演奏技術が多くの聴衆に評価されたことは記憶に新しい。その他、地方の音楽イベント、NHKFM(セッション2008)、フジポッド等活動は多岐に及ぶ。
また、創造学園大学、つのだ☆ひろworld music schoolなどにおいて未来のアーティストを目指す方々へこれまでに培ったテクニックや経験を惜しみなく披露、指導者としての評価も高まっている。
堤 智恵子 オフィシャルホームページ http://www.sunphonix.co.jp/sh/at/tsutsumi/index.html
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