Blue Note Records
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スイング・スワング・スインギン
ワン・ホーン・カルテットでスタンダード・ナンバーをたっぷり演じたマクリーン最高の人気盤。どこをとっても哀愁と熱情のマクリーン節が炸裂する。
アーティスト: ジャッキー・マクリーン
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
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レビュー
穏やかな名盤。
★★★☆☆ 2013/1/10
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ジャッキー・マクリーンのリーダー作であり名盤中の名盤。ジャッキー・マクリーンは突き抜けるようなカリスマ性はないためコルトレーンやロリンズのような“巨人”の域までは到達しなかったが、「猫の鳴き声」と評された泣き節サックスと安定感抜群のプレイは、脇役として起用された際に特に実力を発揮した。この作品の素晴しい点は、サックス・ピアノ・ベース・ドラムのバランスの良さである。特にブルージーなウォルター・ビショップのピアノが素晴しく良い働きをしている。ちょっとウイントン・ケリーに似た雰囲気もあり、またバッキングに廻った際のタッチも絶妙だ。この4人によるアンサンブルが抜群に安定しているため、突出した楽曲はないが落ち着いて聴く事が出来るのが最大の魅力。各人のプレイに難解さもなく、穏やかな素晴しい作品だと思う。
Blue Note Records
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ザ・マグニフィセント・サド・ジョーンズ
「鳩のサド・ジョーンズ」 の異名で名高い名盤。カウント・ベイシー楽団No.1トランペッターによる人気盤。
アーティスト: サド・ジョーンズ
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2004/07/22
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レビュー
サドを堪能しよう。
★★★☆☆ 2013/1/10
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ビッグ・バンドや作編曲でジャズ界に不滅の功績を残す名プレイヤーサド・ジョーンズがコンボ編成で、たっぷりとトランペットを聴かせたアルバム。「パリの四月」は永遠の名演として語り草になっている。
Blue Note Records
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ザ・シーン・チェンジズ
人気曲「クレオパトラの夢」を含む大ヒット・アルバム。全曲を書き下ろしのオリジナルでまとめ、哀愁のこもったパフォーマンスを繰り広げる。
アーティスト: バド・パウエル
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
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レビュー
長く味わいたい一枚
★★★☆☆ 2013/1/10
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
このアルバムはハード・バップ全盛期に吹き込まれ、サイドメンもポール・チェンバースとアート・テイラーというベストメンバーで構成され、パウエルもいつになく好調のようだ。名盤というより愛聴盤としての価値を感じる人には手元におきたいお奨め盤。特に美しいメロディをもったクレオパトラの夢は人気で、僕も高校時代に何度となく聴き込んだ。凄みよりも親しみと愛着がわく演奏である。
Blue Note Records
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アフロ・キューバン
波に乗る名トランペッター、ドーハムが初代ジャズ・メッセンジャーズの仲間たちと共に、圧倒的なラテン・ジャズを展開。
アーティスト: ケニー・ドーハム
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
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レビュー
おすすめです。
★★★★☆ 2013/1/10
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ジャズファン以外にもおすすめの一作。あの「静かなる」ケニーの作品とは思えないくらいの動きのある作品。ジャズとラテンの融合の先駆的作品であり、本作によりジャズの裾野はさらに広がったであろう。演奏の方はバックがどれだけ熱くなろうともあくまでもリリカルでメロディアスなフレーズを紡いでいくドーハム、パタートのパーカッションが入って興奮気味のブレイキーやホレスなど、各人の反応の仕方も面白い。何度でも味わって聞きたいアルバムだ。
Blue Note Records
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チュニジアの夜
名門ジャズ・メッセンジャーズ、その黄金時代を飾る金字塔。
アーティスト: アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
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レビュー
超有名盤。
★★★★★ 2013/1/10
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ア-ト・ブレイキ-&ザ・ジャズ・メッセンジャーズはパリのでの歴史的ライブの大成功によって、一躍モダンジャズ最高のコンボとなり成功と名声を手にした。この録音はベニー・ゴルソンからウエイン・ショーターにかわってからの強力ラインナップによるもの。チュニジアの夜は幾度となく演奏され続けてきたJMの十八番だが、おそらくJM史上1,2を争う名演である。リー・モーガンは最高のプレイを見せており、怖いものなしだし、ショーターもコルトレーン、ロリンズに続く新世代のサックス奏者として、スリリングなソロを見せている。この二人のフロントラインを強烈にプッシュするブレイキーとファンキィーの申し子ティモンズ、さらにジミー・メリットの正確で強烈なウォーキングベース。アメリカン・タイポグラフィーの典型的なジャケットが目を引く本策は、ジャズのストレートな素晴らしさが満ち溢れた傑作である。