Blue Note Records
|
ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ
名曲 「シスター・セイディ」 他全曲ホレス・オリジナルの大人気盤。全盛時ホレス・シルヴァー・クインテットを捉えた傑作!
アーティスト: ホレス・シルバー
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2004/07/22
|
レビュー
良い意味でのお約束。
★★★★☆ 2013/1/25
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
シルヴァーはファンキージャズの名手の作だがしかし、非常にノリの良い曲ももちろん得意だがどこか悲しげで危うい響きも素晴らしい。ジャズに限らず、ブラックミュージックが好きな人であればこの一枚は聴いて損はないと思う。テーマのフレーズから変奏、間奏やソロを経てテーマの演奏に戻るという、いわゆる「お約束」のパターンは安心して聴ける。やっぱりこの時代のジャズはいいなあ。
Blue Note Records
|
Michel Plays Petrucciani
文字通り自然発生するような旋律の流れは,計算ずくでは無理。完璧にピアノに集中した超絶なピアニズムが聴ける大傑作。
アーティスト: ミシェル・ペトルチアーニ
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2000/01/17
|
レビュー
感動無しには聞けない名盤
★★★★★ 2013/1/16
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アルバムジャケットの自身の姿を見て、生まれ持ったハンディキャップをものともせずに完成させた奇跡の才能と努力に感動を禁じえなかった。このピアニストの存在を知ったときの衝撃は強烈だった。力強いタッチ、楽想の豊かさ、完璧なテクニック、知性と狂気がバランスよく調和した唯一無二のオリジナリティ。彼の登場は自分にとって人間の宿命と可能性への大いなる挑戦と受け取れた。このアルバムはオリジナルで固められしかも二つのリズムセクションの録音で構成されており、彼の音楽世界のエッセンスと広がりを体験できる。聴きどころがたくさんある。残念ながら彼はもういない。しかし、彼が遺した諸作によってその実力ときらめく才能は永遠にアーカイブされ我々に魂のメッセージを送り続けることであろう。
Blue Note Records
|
フライト・トゥ・ジョーダン
ブルーノートの数々のセッションで名サポートを聴かせたジョーダンがリーダーとして魅力を全開した1枚。「シ・ジョヤ」を筆頭に、聴きどころ満載。
アーティスト: デューク・ジョーダン
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
|
レビュー
聞きどころ満載。
★★★☆☆ 2013/1/11
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ブルーノートの数々のセッションで名サポートを聴かせたジョーダンがリーダーとして魅力を全開した1枚。代表作「危険な関係のテーマ」の別ヴァージョンである「シ・ジョヤ」を筆頭に、聴きどころ満載。
Blue Note Records
|
トゥルー・ブルー
短命に終わった幻の名手がリアルタイムで発表した貴重なリーダー作。 一度聴くと離れられない魅力がある。
アーティスト: ティナ・ブルックス
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/06/10
|
レビュー
一捻りある良曲ばかりです。
★★★☆☆ 2013/1/11
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
米国のサックス奏者ティナ・ブルックスのアルバムです。ブルックスは生前からほとんど無名の存在なのですが、このアルバムだけは名盤として広く親しまれていると思います。ブルックスの演奏スタイルは浮遊感のあるブルージーなテナーと言った趣がありますが、独特の音色が良い。フレージングやカラーにどこか我々日本人が好む侘び寂びの陰影に富んでいて心に染みます。本作では6曲中5曲が彼自身の作曲なのですが、作曲センスは抜群です。いずれも一捻りある良曲ばかりです。
Blue Note Records
|
バック・トゥ・ザ・トラックス
ジャケットも決まり、録音も終わりながら何故か当時発売されなかったナゾ多きアルバム。エキゾティックで哀愁の名曲が数多く収録されている傑作。
アーティスト: ティナ・ブルックス
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2009/09/16
|
レビュー
おススメの一枚。
★★★☆☆ 2013/1/11
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ティナ・ブルックス3度目のリーダー・アルバム「バック・トゥー・ザ・トラックス」。メンバーは、ブルー・ミッチェル(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ケニ−・ドリュ−(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・ティラー(ds)。なかなか世にでなくて幻のアルバムといわれた本作は当初BLP-4052と番号、ジャケット・デザインまで決まっていながら、発売されなかったいわくつきの盤だ。昔は探した人も多くいたと聞く。私は2ホーンのユニゾンによるテーマの切れのいい出だしで始まるタイトル曲の「バック・トゥー・ザ・トラックス」が好きだ。若干かすれのあるティナのサックスのリズミカルなプレイ、ブルー・ミッチェルの切れ裂くようなトランペット、そして、ケニ−・ドリューのピアノとソロが続いていく。録音が古いせいで、ピアノの音が余りよくないが演奏の良さがそれを補ってくれる。みんな若さがいっぱいのエネルギッシュなプレイだ。最後は再び2ホーンによるテーマの演奏でフェードアウトとなる。お勧めの一枚。