Walt Disney Records
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Disney Jazz 1: Everybody Wants to Be a Cat
ディズニーの名曲をジャズ・ミュージシャンが本格的ジャズ・ナンバーとして正面からとらえたアルバム。
アーティスト: ダイアン・リーヴス,ジョシュア・レッドマン,他
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2011/02/15
品 番: 000312602
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レビュー
好企画 好演集
★★★★☆ 2011/10/10
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ディズニーのジャズアレンジは数あれど、ディズニーが公式で発売したジャズアルバムはそれ程ないのではないでしょうか。
10代のニッキーの元気一杯のボーカルから、90歳を越えたデイブ・ブルーベックの円熟のピアノが表わしているように幅広い年齢の豪華ミュージシャンが、世代を超えてメロディ豊かなディズニーナンバーをこの作品のために新録しています。
2010年のグラミーでも話題をさらったエスペランサのノスタルジックなハミングは、もはや堂々とした風格が漂っています。
ジャズ入門としても最適で、尚且つ現代ジャズシーンの動向もキャッチできる充実作。
Ojc
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Poll Winners
『ダウンビート』誌が楽器別人気投票で1位となったプレイヤーを集める企画で、最も成功した組み合わせのアルバム。スタンダードを名手が協調性を持って演奏する非の打ち所のない傑作。
アーティスト: バーニー・ケッセル
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 1991/07/01
品 番: 156
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レビュー
名人芸揃い踏み
★★★★★ 2011/5/21
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
当時の西海岸を代表する3人の妙技をタップリと堪能できる作品。
シェリー・マンのタイトでシャープなドラミングに後押しされ、バーニーのギターが心地良くスイングします。
また、バーニーと語り合うように随所に前面に出てくるレイ・ブラウンのベースが演奏に厚みと安定感をもたらし、三者三様の素晴らしい化学反応に酔いしれる事ができます。
選曲もさりげなくも愛すべき名曲ばかりでとても楽しく、ジャケットさながらのほのぼのとした雰囲気が微笑ましい作品です。
Warner Music Japan
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夜の彷徨(さまよい)
当時のギター・キッズに多大な影響を与えた最高傑作!名曲「ルーム335」収録。
アーティスト: ラリー・カールトン
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 2008/03/19
品 番: WPCR-75364
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レビュー
なんと言ってもタイトル曲!!
★★★★☆ 2011/5/21
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なんと言っても、“Room335”の素晴らしいメロディはフュージョンファン必聴です。
とてつもない技術を織り込みつつも、ここまでポップに聴かせる力を持つカールトン。
スタジオミュージシャンとして大活躍したのも頷けます。
キャッチーな佳曲が並ぶ中、ラストのバラードでの静寂感に、いつ聴いても胸が締め付けられます。
但し、個人的にボーカルナンバーはちょっと蛇足だったのではと失礼ながら思ってしまいました。
とは言え、カールトンファン、フュージョンフリークを自認する方は持っておくべき作品です。
Sony
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Time Out
ジャズ・インストゥルメンタとしてはじめてミリオンセラーとなった、最高のジャズ・カルテットのアルバム。
アーティスト: デイヴ・ブルーベック
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 1997/03/27
品 番: SICP-20014
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レビュー
ジョー・モレロに注目!!
★★★★☆ 2011/5/21
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
超定番曲、“Take Five”収録の歴史的作品。
ブルーベックの硬質なピアノとポール・デズモンドのしなやかなアルトサックスが素晴らしいのは
言うに及ばず。
全盛期のブルーベックカルテットの中枢を担っているのは白人ドラマー屈指のテクニシャン、ジョー・モレロであると思います。
“Take Five”での中盤のドラムソロの精密な構成、その他の収録曲における抜群のブラシワークとリズムパターンの多彩な引き出し。
ジョーのドラミングを中心に追いかけて聴くと、この幾度となく聴かれているアルバムの新たな楽しみ方が増えるのではないでしょうか。
Blue Note Records
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Sings
チェット・ベイカーの代表作として多くの人が真っ先にあげるのが本作。トランペッターだったチェットが歌うようになり、そして歌手としての名声を確立したのが本作だった。
アーティスト: チェット・ベイカー
収録曲: 収録曲一覧
発 売 日: 1998/01/27
品 番: TOCJ-6111
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レビュー
闇夜に溶け込む…
★★★★☆ 2010/12/17
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
全編チェットのささやくような歌声を堪能できる作品。
よく“中性的”と言われている彼の歌声ですが、今にも消え入りそうな、儚い歌声がそう言われる由縁かもしれません。
彼のミュートをうまく効かせたトランペットもその儚さを増幅させます。
少し悲しげな雰囲気を持つこの作品を聴くと、その後の波乱に満ちた生涯を重ね合わせてしまいます。