ブラジル音楽の新旗手とも言われ、真摯でピュアな音楽性が高く評価されている平田王子。その音楽は、いわゆるカフェ・ミュージックといったものとは一線を画す、探究心が生むスピリチュアルささえも滲む音楽世界。しかし、一聴して、また心地よく、聴く人を自然自然に音楽の深い幸せ世界にいざなう。そんな平田が、彷徨いの重鎮、渋谷毅と共演。ジョビンや、カエターノ、ジョアン・ドナート、そして、それらの名曲と一体となる世界観をもつ平田のオリジナル。もともとの曲がもつ不変のコアを、これ以上になく大切にしながら、それでいて、二人にしか創れない繊細に響き合う音楽が展開していく。
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